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原状回復・修繕業務 8年 / フロアコーティング職人 6年
退去立会い・原状回復工事の現場に10年以上携わり、これまで5,000件以上の賃貸物件を担当。豊富な現場経験をもとに、物件ごとの状態や契約内容を踏まえた適切な原状回復工事の判断・提案を行っている。
専門分野: 住宅設備の交換・建具の修繕・室内の補修工事
担当業務: 退去立会い・リフォーム施工・在宅修繕
保有資格: 一般建築物石綿含有建材調査者
埼玉県さいたま市のオフィスビルで、1F・2Fのタイルカーペット貼替えを中心とした在宅修繕工事を行いました。
今回のポイントは、空室状態の室内を施工するのではなく、オフィス家具が設置されている環境で床の貼替えを行うことです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 埼玉県さいたま市 |
| 間取り | 101㎡(1・2F事務所) |
| 日数 | 3日 |
| 費用 | 約830,500円 |
| 施工内容 | タイルカーペット貼替え・オフィス家具移動・廃材処分 |
今回は、単純に「タイルカーペットを貼り替える」というだけではなく、使用中のオフィスでどのように床工事を成立させるかという視点から、私たちRATIO美装がどのように施工内容を整理したのかをご紹介します。
今回の修繕では、1F・2Fの既存タイルカーペットを貼り替えるだけではありません。
オフィス内には家具があるため、床面を施工できる状態にするには、家具を移動しながら施工範囲を確保する工程が必要になります。そのため、床職人だけを手配して貼替えを行うのではなく、家具移動も最初から施工内容へ組み込みました。
・1F・2Fの両方でタイルカーペットを貼り替える
・1Fと2Fで異なる品番の床材を使用する
・オフィス家具の移動が必要
・約400枚の既存タイルカーペットを撤去・処分する
・養生や現場管理を含めて施工する
・2〜3日間を予定して工程を組む
床材の貼替えだけを見るのではなく、家具移動→既存床撤去→新規床材施工→廃材処分までを一つの工事として考えることが今回のポイントです。
今回、1Fと2Fを一律の材料で施工するのではなく、それぞれ指定されたタイルカーペットを使用して施工しています。
1Fにはサンゲツのタイルカーペット「NT-356Sブルー」、2Fには「NT-377S」を使用し、既存タイルカーペット約400枚を撤去。
さらに床工事だけを切り離すのではなく、施工に必要となるオフィス家具の移動も含めて工程を組み立てました。
床材だけを発注しても、家具が施工範囲を塞いでいれば工事は進められません。また、撤去した床材の搬出・処分まで考えておかなければ、現場で別途手配が発生する可能性があります。
レシオ床材・施工・家具移動・廃材処分・養生・現場管理までをまとめて施工計画へ組み込みました。


BEFORE


AFTER
1Fは、既存のタイルカーペットを撤去し、サンゲツの「NT-356Sブルー」へ貼り替える計画としました。使用数量は18ケースです。
タイルカーペットは1枚単位で施工できる床材ですが、今回は必要数量をあらかじめ算出し、同一品番で施工範囲をまとめて仕上げられるように計画しました。
特に1Fでは「NT-356Sブルー」と品番・色まで指定し、施工時に材料選定が曖昧にならない状態をつくることを重視しています。


BEFORE


AFTER
今回のように複数フロアを同時に施工する場合、「タイルカーペット工事」と一括りにしてしまうと、材料の取り違えや数量管理がしにくくなります。
そこで私たちは、1Fと2Fそれぞれの使用品番と数量を分けて整理しています。
施工範囲ごとに材料を明確にしておくことで、現場でも「どのフロアに、どの材料を施工するか」を判断しやすくなり、不要な手戻りを防ぎやすくなります。
床材そのものの貼替えだけではなく、複数フロアを確実に施工するための材料管理まで含めて工事を組み立てることが重要だと考えています。
家具が置かれた状態では、その下にある既存タイルカーペットを撤去して新しい床材を施工できません。そのため、「床工事」と「家具移動」を別々に考えるのではなく、家具を移動して施工面を確保する作業そのものを床工事の一部として計画しました。
特に在宅・在室状態での修繕では、空室工事とは異なり、現場に残っている物を踏まえた工程づくりが必要です。
家具移動をあらかじめ施工内容へ含めることで、床施工の当日に別業者の手配が必要になる状況を減らし、2〜3日間という予定工期の中で作業を進めやすい施工体制を組んでいます。
タイルカーペットの貼替えでは、新しい床材を敷くだけでなく、既存床材の撤去と処分も必要になります。
今回は、既存タイルカーペット約400枚の廃材処分を施工内容へ含めました。
既存床材の撤去から搬出・処分までを貼替え工事の一連の工程として考え、見積には養生費・現場管理費を含む諸経費も組み込んでいます。
床を新しくする作業だけでなく、施工前後の現場を整理するところまで含めて対応することで、発注側の追加手配を減らせるようにしています。


今回の施工では、タイルカーペットの品番や施工数量だけを決めれば工事が成立するわけではありません。
使用中のオフィスで1F・2Fの床を貼り替えるため、「家具をどう動かすか」「フロアごとの材料をどう管理するか」「撤去材をどう処理するか」まで含めて一つの施工として組み立てることを重視しました。
今回は、以下の3つのポイントを意識して修繕工事を進めました。
① 床工事だけでなく家具移動まで含めて工程を組み立てる
床工事だけを発注しても、家具が残ったままでは施工できない範囲が生じます。そのため私たちは、施工当日に「家具を動かせない」という状況にならないよう、最初から家具移動を含めて工程を考えました。
実際に施工できる状態をつくるところまで工事範囲として考えることが、在宅修繕では特に重要だと考えています。
② 1F・2Fで使用する床材を分けて施工する
複数階の工事では、単に必要枚数をまとめて管理するのではなく、施工場所と品番を紐づけておくことが大切です。
私たちはフロアごとに材料と数量を明確にすることで、材料の取り違えや不足を防ぎ、各フロアを予定した仕様で仕上げられるよう施工内容を整理しました。
③ 撤去から廃材処分まで一連の作業として計画する
床工事では、新しい材料を施工する作業に目が向きやすい一方、既存材を撤去した後の搬出や処分も大きな工程になります。
そこで私たちは、撤去材の処分を別途対応にせず、床貼替えと同じ工事の中へ組み込みました。
家具移動・既存床撤去・新規床施工・廃材処分まで流れを切らさないことで、発注後の追加調整を減らしやすい施工計画としています。


今回の埼玉県さいたま市のオフィスビル在宅修繕では、1F・2Fのタイルカーペット貼替えを中心に、オフィス家具の移動、既存タイルカーペット約400枚の撤去・処分、養生・現場管理まで含めた工事を計画しました。
今回特に重視したのは、「床を貼り替える」だけで工事を考えないことです。
使用中のオフィスでは、家具移動、既存床の撤去、施工スペースの確保、廃材処分までを含めて工程を組み立てなければ、現場で追加調整が発生しやすくなります。
そのため私たちRATIO美装では、施工そのものだけでなく、実際に工事を進めるために必要な付帯作業まで確認しながら内容を整理しています。
RATIO美装では、賃貸物件の原状回復だけでなく、床材の貼替えや各種補修などの内装工事にも対応しています。
オフィスや管理物件で「家具がある状態で床を貼り替えたい」「床工事と付帯作業をまとめて相談したい」といった修繕をご検討の管理会社様・オーナー様・法人ご担当者様は、RATIO美装へご相談ください。













