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原状回復・修繕業務 8年 / フロアコーティング職人 6年
退去立会い・原状回復工事の現場に10年以上携わり、これまで5,000件以上の賃貸物件を担当。豊富な現場経験をもとに、物件ごとの状態や契約内容を踏まえた適切な原状回復工事の判断・提案を行っている。
専門分野: 住宅設備の交換・建具の修繕・室内の補修工事
担当業務: 退去立会い・リフォーム施工・在宅修繕
保有資格: 一般建築物石綿含有建材調査者
千葉県千葉市の1LDKの賃貸物件にて、退去立ち会いから原状回復工事を行いました。
今回確認した主な課題は、クロスのカビ・破損・家具跡・汚損、浴室コーキングのカビ、LDK床のキズ、洗面収納底板のシミ、建具のキズなどです。
私たちが今回特に意識したのは、傷みがある箇所をすべて一律に交換するのではなく、補修で対応できる箇所と貼替え・交換が必要な箇所を分けることです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 千葉市稲毛区 |
| 間取り | 1LDK |
| 日数 | 8日 |
| 費用 | 171,595円 |
| 施工内容 | ハウスクリーニング・エアコン内部洗浄・浴室コーキング打替・クロス補修・クロス貼替・補修工事・雑工 |
レシオ今回の施工内容と原状回復工事のポイントをご紹介していきます!
現地確認では、室内全体を同じ方法で施工するのではなく、箇所ごとの状態を確認しながら原状回復方法を判断する必要がありました。
特にクロスは、階段壁面の補修箇所、玄関廊下の破損、洋室の家具跡、LDKの汚損・破損と、場所によって状態が異なっています。また、浴室コーキングにはカビがあり、LDK床や洗面収納、建具にも補修対象となる箇所を確認しました。
そのため今回は、貼替え・補修・洗浄・部材交換を状態に合わせて使い分けています。
・浴室コーキングカビ
・階段壁面クロスキズ
・クロス破損/家具跡
・床キズ/洗面収納底板シミ
・エアコン設置箇所穴
・エルボバンド欠損
今回の原状回復では、52.71㎡の1LDKを対象としたハウスクリーニングを基本に、エアコン内部洗浄、浴室コーキング打替え、クロス補修・貼替え、床・収納・建具の補修、各種設備部材の整備を組み合わせました。
重要なのは、すべてを新品へ交換するのではなく、既存部材を残せる場所は補修し、状態的に貼替え・交換が必要な場所に費用をかけることです。
クロスについても、階段壁面は補修、玄関廊下・洋室・LDKは貼替えと施工方法を分けています。既存の状態、仕上がり、次回入居時の見え方を考えながら、必要以上に施工範囲を広げない原状回復を意識しました。
・ハウスクリーニング / エアコン内部洗浄
・階段壁面のクロス補修
・居室クロス貼替え
・エアコンキャップ取り付け
・エルボバンド設置
・LDK床キズ・洗面収納底板シミの補修
今回の現場では、同じ「傷み」であっても施工方法を統一していません。補修で既存部材を活かせる場所、貼替えた方が仕上がりを整えやすい場所、部材交換が必要な場所をそれぞれ判断し、施工範囲を組み立てました。
ここからは、施工前の状態と実際に行った工事内容を、Before・Afterの写真とあわせて施工箇所ごとにご紹介します。


BEFORE


AFTER
クロスは、階段壁面に補修対象箇所、玄関廊下に破損、洋室に家具跡、LDKに汚損・破損を確認しました。
すべてを同じ方法で処理すると、必要以上に施工範囲と費用が大きくなるため、階段壁面は補修、玄関廊下7.5m・洋室17.5m・LDK21.3mはクロス貼替えとしています。
補修できる箇所は既存クロスを活かしつつ、破損や家具跡、汚損があり仕上がりへの影響が大きい範囲は貼り替えることで、コストと見た目のバランスを取りました。
室内全体を一律に張り替えるのではなく、必要な箇所へ施工を集中させることで、次回募集時に目につきやすい壁面を整えています。


BEFORE


AFTER
浴室ではコーキング部分にカビが確認されたため、既存コーキングをそのまま残すのではなく、打替えを施工内容に組み込みました。
コーキングは浴室内で目に入りやすく、通常の清掃だけでは状態を整えにくい箇所です。そのため今回は、表面清掃だけで済ませるのではなく、打替えによって仕上がりを整える方法を選択しています。
必要な箇所に限定して手を入れることで、工事範囲を抑えながら水回りの清潔感を改善。次回入居時に使用する設備として、室内全体の印象を損なわない状態へ整えることを意識しました。


BEFORE


AFTER
LDK床にはキズ、洗面収納の底板にはシミがあり、LDKドアにもタッチアップが必要な箇所を確認しました。また、床や建具には経年によるキズが複数見られました。
今回、私たちは既存部材そのものを交換するほどの施工ではなく、傷みが気になる箇所をまとめて補修し、LDKドアはタッチアップで整える方法を選択しました。
全面交換を避けて使用できる部材を活かすことで、必要以上に施工範囲や費用を広げず、見た目とのバランスにも配慮しています。



部分的なキズやシミを整えることで室内全体の印象が改善され、次回入居前に清潔感のある状態へ仕上がります。


BEFORE


AFTER
エアコン撤去後の壁面には、配管を通していた穴が開いたままの状態で残っていました。次回入居前の状態としてそのままにするのは適切ではないと判断し、今回はエアコンキャップを取り付けて開口部を塞いでいます。
既存の配管穴を活かして専用キャップで納めることで、必要以上に施工範囲を広げず、コストと仕上がりのバランスに配慮しました。
施工後は壁面の開口が目立ちにくくなり、次回入居時にも室内をすっきりと見せられる状態へ整えています。
今回の原状回復で特に重視したのは、施工箇所を増やすことではなく、状態に合わせて施工方法を変えることです。
クロスでは補修と貼替え、床・建具では部分補修、設備では必要な部材のみ交換・取付けとし、仕上がりと原状回復費用のバランスを考えて施工内容を組み立てました。
① クロスは状態ごとに補修と貼替えを使い分ける
今回のクロス工事では、階段壁面は補修、玄関廊下・洋室・LDKは貼替えと、同じクロスでも施工方法を分けています。
原状回復では「クロスに傷みがあるからすべて貼り替える」という判断が最適とは限りません。補修で対応できる箇所を残し、仕上がりへの影響が大きい箇所を貼り替えることで、必要以上に施工範囲を広げずに室内の印象を整えることを意識しました。
② 交換範囲を必要以上に広げず既存部材を活かす
LDK床のキズ、洗面収納底板のシミ、LDKドアについては、一式交換ではなく補修・タッチアップを選択しました。
新品交換を行えば見た目は整えやすくなりますが、既存部材を活用できる状態であれば、必ずしも交換が最適とは限りません。今回は補修で整える範囲を見極め、必要な施工に費用を集中させることで、管理会社様・オーナー様の原状回復コストと仕上がりのバランスに配慮しています。
③ 見た目だけでなく次回入居時に支障が出ない状態まで整える
クロスや床をきれいにするだけではなく、エアコン内部洗浄、エアコンキャップ取付け、エルボバンド取付けまで原状回復内容へ含めています。
こうした箇所は室内写真だけでは目立ちにくいものの、次回入居後の設備使用や管理に関わります。見た目の回復と設備まわりの確認を同時に進めることで、入居後に追加対応が発生する可能性をできる限り減らせるよう、室内全体を確認して施工内容を組み立てました。


今回の千葉市稲毛区の1LDKでは、クロスの破損・家具跡・汚損、浴室コーキングのカビ、LDK床のキズ、収納底板のシミ、建具や設備まわりなど、複数箇所に原状回復が必要な状態が確認されました。
私たちは、すべてを新品へ交換するのではなく、クロスは補修と貼替えを使い分け、床・収納・建具は既存部材を活かして補修。浴室はコーキング打替え、室内はハウスクリーニングとエアコン内部洗浄を行い、必要な設備部材のみ交換・取付けする内容としました。
原状回復では、「どこを直すか」だけでなく「どこまで直す必要があるか」を判断することが、コストと仕上がりを両立するうえで重要です。
RATIO美装では、退去立ち会いから原状回復工事、クロス・床工事、建具補修、設備交換、水回り施工、ハウスクリーニング、エアコン洗浄まで一括で対応しています。実際に公式サイトでも、クリーニングから内装・設備交換までワンストップで対応する体制をご案内しています。
原状回復工事をご検討中の管理会社様・オーナー様は、RATIO美装までお気軽にご相談ください。















