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原状回復・修繕業務 8年 / フロアコーティング職人 6年
退去立会い・原状回復工事の現場に10年以上携わり、これまで5,000件以上の賃貸物件を担当。豊富な現場経験をもとに、物件ごとの状態や契約内容を踏まえた適切な原状回復工事の判断・提案を行っている。
専門分野: 住宅設備の交換・建具の修繕・室内の補修工事
担当業務: 退去立会い・リフォーム施工・在宅修繕
保有資格: 一般建築物石綿含有建材調査者
東京都世田谷区の賃貸物件にて、漏水に関連する内装復旧を中心とした在宅修繕工事に対応しました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 東京都世田谷区 |
| 間取り | 1LDK |
| 日数 | 25日 |
| 費用 | 948,090円 |
| 施工内容 | ボード貼替・クロス貼替・コンセント交換・エアコン脱作業・断熱材設置・家具家電移動・家電リサイクル処分 |
今回の修繕では、LDKや廊下、納戸の天井・壁に加え、水没した断熱材の更新も必要となるため、表面のクロスを整えるだけでは十分ではありません。ボードの張替えや下地処理を組み合わせ、内装の基礎となる部分から復旧する施工内容を組み立てました。
今回は、下地からの復旧、既存内装との仕上がりの調整、在宅修繕に伴う付随作業の管理という3つの視点を中心に、RATIO美装がどのように施工内容を判断したのかをご紹介します。
今回の修繕では、LDKのエアコン付近や壁面、その裏側に位置する納戸、廊下の点検口周辺など、複数箇所の内装復旧が必要となりました。
・水没した既存断熱材
・居室/廊下/収納のクロス漏水
・コンセント・スイッチ・照明設備の交換
・クロス貼替に伴う巾木交換
・在宅修繕に伴う家具・家電の移動および撤去
特に重要だったのは、既存の断熱材が漏水によって水没していた点です。壁や天井の仕上げ材だけを張り替えるのではなく、内部の断熱材やボードを含めた復旧が必要と判断しました。
さらに、壁面に設置された電気設備や木巾木、点検口の納まりにも対応する必要があり、各工程を個別に考えるのではなく、関連する工事をまとめて計画しています。
今回の工事では、天井・壁のボード張替えと断熱材の更新を中心に、内装仕上げや電気設備の修繕を組み合わせました。
ボードを張り替える箇所では、下地処理を行ったうえでクロスを施工する構成としています。一方、リビングの梁部分に生じたクロスのシワについては、全面張替えではなく部分補修を選定しました。
また、LDKの壁面修繕に付随するコンセントやスイッチ類、調光設備の交換に加え、エアコンの脱着、木巾木の張替え、点検口の設置も施工範囲に含めています。
・廊下点検口周辺・LDK・納戸のボード貼替え
・漏水により水没した断熱材の交換
・LDK天井・壁、廊下、納戸、洋室のクロス貼替
・コンセント、調光付きスイッチなどの交換
・エアコンの脱着作業
・居室巾木貼替え
・家具・家電の移動、撤去、運搬処分
・養生、簡易清掃、産業廃棄物の運搬
ここからは、施工前の状態と実際に行った工事内容を、Before・Afterの写真とあわせて施工箇所ごとにご紹介します。

BEFORE

AFTER
LDKのエアコン付近の天井・壁面、納戸の壁面、廊下の点検口周辺は、ボード張替えの対象となりました。
今回のように内部まで復旧が必要な工事では、既存クロスを貼り替えるだけでは適切な仕上げにつながりません。そのため、該当箇所のボードを張り替え、下地処理を行ってから仕上げ材を施工する方法を選定しました。
必要な範囲の下地を復旧することで、クロス施工に適した面を整え、仕上がりの不具合を抑えることにつながります。管理会社様にとっても、表面だけでなく内部の復旧内容を把握しやすい施工構成です。

BEFORE

AFTER
断熱材は壁内部に設置されるため、クロスやボードの施工後には状態を確認しにくくなります。そのため、内装を復旧する段階で断熱材も適切に更新することが重要だと判断しました。
表面の仕上げ工事に先立ち、内部の材料を整えることで、ボードやクロスの復旧を進められる構成としています。
既存の断熱材をそのまま残すのではなく、水没した部分を更新することは、壁内部の状態を適切に整えるうえで重要です。管理会社様にとっても、外観だけでは見えない部分まで対応範囲が明確になるメリットがあります。

BEFORE

AFTER
クロス工事は、LDKの天井27㎡とエアコン面壁6㎡、廊下・点検口天井6㎡、納戸壁面5㎡を対象としました。
さらに、廊下の壁1面、洋室壁面9㎡の張替えを追加し、リビングの梁部分についてはシワが生じた箇所の部分補修を選定しています。
今回のポイントは、すべてを同じ方法で施工しないことです。ボード張替えに伴う箇所はクロスを貼り替え、部分的なシワについては補修を選ぶことで、施工範囲を使い分けました。
また、既存に近い品番を選定していますが、色合いや質感に差異が生じる可能性も考慮しています。
レシオ下地復旧とクロス仕上げを組み合わせることで、内装全体の見た目を整えることを目指した施工内容です。


BEFORE


AFTER
エアコンコンセントや2口コンセント、調光付きスイッチなどの交換を施工範囲に含めました。コープ照明や調光用インバーターの設置工事も対象とし、内装仕上げと電気設備の両方を整える構成としています。
壁面の修繕では、仕上げ材だけでなく、そこに取り付けられる設備との取り合いも重要です。そのため、内装工事と電気工事を分けて考えず、設備交換や復旧作業をまとめて調整しました。
こうした施工内容を一括して管理することで、壁面の仕上げと設備復旧の工程を整理し、管理会社様の業者手配や確認業務の負担軽減につなげます。
今回の工事は在宅修繕のため、内装工事そのものに加え、室内の家具・家電への対応も必要となりました。
施工に伴う家具・家電の移動をはじめ、ソファ、冷蔵庫、洋タンス、カーペット類などの撤去・運搬処分や、家電リサイクルを施工範囲に含めています。さらに、2tトラックの配車、養生、産業廃棄物の運搬、簡易清掃なども一連の作業として整理しました。
家具・家電への対応を内装工事と別々に進めると、作業場所の確保や工程調整が複雑になる可能性があります。そのため、修繕に必要な付随作業までまとめて計画しています。
施工箇所への作業動線を確保し、修繕と撤去作業を円滑に進めることが、管理会社様の調整負担を抑えるうえでも重要だと考えています。
今回の在宅修繕では、漏水に関連する下地・断熱材の復旧、既存内装との仕上がりの調整、複数工程の管理が重要なポイントとなりました。
特に、表面の見た目だけを整えて終えるのではなく、内部の復旧から設備・付随作業までを一連の工事として考えたことが特徴です。
① 表面の張替えだけで終わらせず下地と断熱材から復旧する
クロスの張替えだけで仕上げを整えても、内部に復旧が必要な部分が残っていれば、適切な修繕とはいえません。そのため、仕上げ工事に先立ち、断熱材やボードなど内装の基礎となる部分を施工範囲に含めています。
表面だけでなく内部まで必要な復旧を行うことで、施工品質を確保するための土台を整えることを重視しました。
② 在宅修繕に必要な設備工事と付随作業をまとめて管理する
ボードやクロスの施工だけでなく、コンセント・スイッチ交換、照明関連工事、エアコン脱着、点検口設置など、複数の工程が必要となりました。さらに、家具・家電の移動や撤去、養生、廃棄物の運搬も含まれています。
これらを個別に手配すると、施工場所や日程の調整が複雑になります。そのため、修繕工事に付随する作業までまとめて計画し、工程間の調整を重視しました。


今回の東京都世田谷区の在宅修繕では、漏水に関連する天井・壁のボード復旧と、水没した断熱材の更新を中心に施工内容を組み立てました。
あわせて、LDKや廊下、納戸、洋室のクロス張替え、電気設備交換、点検口設置、木巾木の再施工、家具・家電の撤去など、幅広い工事を対象としています。
特に重視したのは、内装の表面だけではなく内部の状態から復旧すること、既存内装との仕上がりの違いに配慮すること、関連する工程をまとめて管理することです。
RATIO美装では、退去立ち会いから原状回復工事、クロス・床工事、建具補修、設備交換、水回り施工、ハウスクリーニング、エアコン洗浄まで一括して対応しています。
世田谷区をはじめ東京都内で、賃貸住宅の原状回復や入居中の修繕、複数工種を伴う内装工事をご検討中の管理会社様・オーナー様は、ぜひRATIO美装へご相談ください。
現地の状態に合わせた施工方法の選定から、工事範囲の整理、各種修繕の手配までまとめてサポートいたします。















