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原状回復・修繕業務 8年 / フロアコーティング職人 6年
退去立会い・原状回復工事の現場に10年以上携わり、これまで5,000件以上の賃貸物件を担当。豊富な現場経験をもとに、物件ごとの状態や契約内容を踏まえた適切な原状回復工事の判断・提案を行っている。
専門分野: 住宅設備の交換・建具の修繕・室内の補修工事
担当業務: 退去立会い・リフォーム施工・在宅修繕
保有資格: 一般建築物石綿含有建材調査者
神奈川県横浜市の1LDKの賃貸物件にて、退去立ち会いから原状回復工事を行いました。
今回の現場で大きなポイントとなったのが、ペット飼育に伴う室内の原状回復です。現地確認をもとに、LDK・洋室・収納・廊下・洗面所・トイレのクロス、洗面所・トイレのクッションフロア、建具など、ペット飼育に関連して対応が必要な範囲を整理しました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 神奈川県横浜市 |
| 間取り | 1LDK |
| 日数 | 9日 |
| 費用 | 403,821円 |
| 施工内容 | ハウスクリーニング・エアコン内部洗浄・クロス貼替え・CF貼替え・ソフト巾木貼替え・床剥離洗浄・補修工事・雑工 |
レシオ今回の施工内容と原状回復工事のポイントをご紹介していきます!
今回の室内では、ペット飼育に伴い、複数の居室や水回りについて内装の原状回復が必要な状態でした。そのため、クロスについてはLDK・洋室・収納・廊下・洗面所・トイレまで広く施工対象を確認し、床についても洗面所とトイレのクッションフロアを貼り替える内容としました。
加えて、建具については交換ではなく消臭・消毒洗浄を選択しています。
一方、床の一部は剥離洗浄、窓枠やトイレ棚板は補修とするなど、状態に応じて施工方法を分けることも重要でした。
・ペット飼育に伴う建具消臭
・ペット飼育に伴うクロス貼替え
・ペット飼育に伴うCF貼替え
・床ムラ
・トイレットペーパー破損
・消火器の期限切れ
・掃き出し窓枠シート剥がれ
・トイレ棚板剥げ
今回の原状回復では、ペット飼育に伴う内装を中心に、貼替え・消臭消毒洗浄・剥離洗浄・部分補修・設備交換を使い分けました。
特に意識したのは、ペット飼育だからといって室内すべてを一律に新品へ交換するのではなく、施工が必要な範囲と既存を活かせる範囲を分けることです。
クロスやクッションフロアは貼替えを行う一方、建具は消臭・消毒洗浄、既存床は剥離洗浄とすることで、必要な部分へ優先的に施工を行っています。
・ハウスクリーニング / エアコン内部洗浄
・浴室鏡ウロコ洗浄
・建具消臭/消毒洗浄
・クロス貼替え
・CF貼替え
・ソフト巾木貼替え
・床剥離洗浄
・トイレットペーパーホルダー交換
・消火器交換
・補修工事
今回の現場では、ペット飼育に関連する内装施工だけでなく、室内の状態に合わせて洗浄・補修・交換を使い分けています。



単に「何を施工したか」ではなく、私たちがなぜその方法を選択したのかを施工箇所ごとにご紹介します。
建具については、ペット飼育に伴う原状回復として対応が必要だったため、今回は建具そのものを交換するのではなく、消臭・消毒洗浄を行いました。
建具は交換すると部材代だけでなく施工費も大きくなりやすいため、既存部材を活かせる場合には、必要以上に交換範囲を広げないことが重要です。
ペット飼育後の原状回復では、見た目だけではなく、次の入居者様が気持ちよく使用できる状態まで整えることを意識しています。既存建具を活用することで、仕上がりとコストのバランスにも配慮しました。


BEFORE


AFTER
クロスは、LDK・洋室・収納・廊下・洗面所・トイレと複数の空間が施工対象となりました。ペット飼育に伴う施工として、LDK全面49㎡、洋室全面53㎡、収納全面7㎡、廊下全面17㎡、洗面所13㎡、トイレ12㎡の貼替えを行う内容です。
今回のように複数空間へ施工が必要な場合、部分的な処置だけでは室内の仕上がりに差が出ることがあります。そのため、必要な範囲は貼替えによって整え、次回募集時に室内全体の印象を統一できるようにしました。
一方で、すべての部位を新品へ交換するのではなく、クロスはクロス、建具は洗浄、床は状態に応じて貼替えまたは洗浄と、素材ごとに施工方法を選び分けています。


BEFORE


AFTER
LDK右壁面10㎡と廊下右壁面6㎡にはクロスの剥がれがあり、この2か所については入居者様から保険申請を行っているとの申告がありました。 御見積書_LA.PRYLE新横浜933
そのため、今回の記事ではこの2か所を他の「ペット飼育に伴う貼替え」と一括りにはしていません。原状回復では、同じクロス貼替えであっても、施工が必要となった背景や負担整理が異なる場合があります。
私たちは現地で確認した施工範囲を整理し、LDK・廊下の全面施工とは別に、保険申請対象となっている壁面を区別して扱いました。施工内容だけでなく、管理会社様がその後の精算や確認を進めやすいよう、施工理由まで分けて整理することも退去後の原状回復では重要です。


BEFORE


AFTER
洗面所とトイレでは、ペット飼育に伴う施工としてクッションフロアを貼り替えました。施工範囲は洗面所3㎡、トイレ2㎡です。また、床材の貼替えに伴って、洗面所3.6m、トイレ4.7mのソフト巾木も貼り替えています。
床材だけを交換して巾木をそのまま残すと、取り合い部分の仕上がりに影響する場合があります。そのため今回は、クッションフロア施工に合わせてソフト巾木まで整える内容としました。水回りは内見時にも清潔感が目につきやすい場所です。床面と壁際を一体で整えることで、次回入居前の見た目を整えながら、施工後の仕上がりに違和感が出ないよう配慮しています。


BEFORE


AFTER
ペット関連の原状回復とは別に、室内設備についても退去後に必要な施工を整理しました。トイレットペーパーホルダーは内部外れがあったため交換し、消火器については期限切れのため交換しています。また、掃き出し窓枠下のシート剥がれとトイレ棚板の剥げについては補修工事としました。
ここでは、傷みがある箇所をすべて本体交換するのではなく、交換が必要な設備と補修で対応できる部分を分けています。
見た目を整えるだけでなく、次回入居時に正常に使用できる状態かという視点も含めて施工内容を決めることで、入居後の再対応を減らし、管理会社様が安心して募集へ進められる状態を目指しました。
今回の原状回復で特に重視したのは、ペット飼育に伴う箇所を一律に交換するのではなく、貼替え・洗浄・消臭消毒・補修・交換を状態ごとに使い分けることです。また、ペット関連工事と、それ以外の剥がれや設備不具合についても施工理由を分けて整理しました。
① ペット飼育に伴う施工を表面だけで終わらせない
今回の現場では、クロスやクッションフロアの貼替えだけではなく、建具について消臭・消毒洗浄を組み合わせました。 ペット飼育後の原状回復では、壁紙や床材など見た目の変化だけに注目するのではなく、既存部材をどのような状態で次の入居者様へ引き渡すかまで考えることが重要です。
② 貼替え・洗浄・補修を使い分けて施工範囲を組み立てる
今回、クロスや水回りのクッションフロアは貼替えとしましたが、居室側の床は32㎡の剥離洗浄、掃き出し窓枠下やトイレ棚板は補修としています。すべてを新品交換すれば工事内容は分かりやすくなりますが、それが必ずしも適切とは限りません。
既存部材を活かせる部分は洗浄や補修を選び、貼替えが必要な部分へ優先的に費用をかけることで、原状回復に必要な仕上がりとコストのバランスを取っています。
③ ペット関連箇所とその他の不具合を分けて判断する
今回の見積では、多くのクロス施工が「ペット飼育に伴い」と整理されている一方、LDK右壁面10㎡と廊下右壁面6㎡についてはクロス剥がれがあり、入居者様側で保険申請中との報告がありました。
私たちは、ペット飼育に伴う施工と、それ以外の個別対応が必要な箇所を分けて整理することで、管理会社様が工事内容や精算内容を確認しやすい状態にすることも意識しています。


今回の横浜市港北区の1LDKでは、ペット飼育に伴う原状回復を中心として、LDK・洋室・収納・廊下・水回りのクロス貼替え、洗面所・トイレのクッションフロア貼替え、建具の消臭・消毒洗浄などを行いました。さらに、既存床は剥離洗浄、窓枠や棚板は部分補修とし、施工箇所ごとに貼替え・洗浄・補修・交換を使い分けています。
ペット飼育後だからといってすべてを交換するのではなく、必要な施工範囲を見極め、既存部材を活かせる部分は活かすことが今回の大きな施工判断です。
RATIO美装では、退去立ち会いから原状回復工事、クロス・床工事、建具補修、設備交換、水回り施工、ハウスクリーニング、エアコン洗浄まで一括して対応しています。公式サイトでも、退去後のクリーニング・内装・設備交換まで対応する原状回復サービスを案内しています。
ペット飼育物件を含め、「どこまで施工すべきか判断が難しい」「退去確認から原状回復までまとめて任せたい」といった管理会社様・オーナー様は、RATIO美装までお気軽にご相談ください。















